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STAGE2『血の器』 道明寺剣術道場 英子 「ねぇ そこの……あんたが仕掛けたの?」 優羽莉 「無事だったのね 千尋くん ――死んでいてくれれば良かったのに」 千尋 「あんたは……」 英子 「隠れててもいいのに いい度胸じゃない」 優羽莉 「そう? あなたは……千尋くんの守護者かしら」 英子 「そうだよ それじゃ――何して遊ぶ?」 優羽莉 「……」 順 「やめとけ 優羽莉 その女 想定外だ 得体が知れない」 優羽莉 「……葵くん」 順 「乗れ」 千尋 「待てよ!」 優羽莉 「千尋くん――――あなたじゃ“孤島の魔法使い”にはなれないわ」 ――バイクに乗り走り去る優羽莉と順 英子 「ふぅ 行ったね 正直やばかったから これで良かったかな あの子 知り合い?」 千尋 「……かな――訳がわからないよ」 英子 「あら“記憶”頭に入ったんでしょ? 全部じゃないにしても」 千尋 「それも含めてさ こんなことが起こって それでも冷静でいられてる自分ごとわからない それに――――あんたは 僕の知ってる森園さんじゃない」 英子 「……そうだね じゃあ 私じゃない人に説明してもらおっか ついてきて」 ――潰されたタンポポの花 千尋 「オヤジさん…… ごめんね……」 * * * * 聖マルディウス教会 英子 「ようこそ 秘密のアジトへ」 千尋 「ここ何? 外見は教会みたいだったけど」 英子 「教会ってよりは“神殿”かな 神父さんいないし シスターはいるけど ね 笙子」 笙子 「アハハ…… うん そうかな こんにちは その人が『ラメド』の人?」 英子 「そ“私の”人」 笙子 「え……と 初めまして もとはちゃんと教会だったんだけどね ここのシスターの花島です」 千尋 「……どうも」 笙子 「その…… 突然のことで戸惑ってらっしゃると思いますけど――」 ドゥクス 「いいわ笙子 私が説明してさしあげる」 ――教会内に浮かび上がる4人の影 ドゥクス 「ごきげんよう――千尋」 千尋 「……!」 ドゥクス 「初めまして? 初めましてじゃない? どうだったかしら 鈍?」 鈍 「……ご立派でございます お嬢様」 千尋 「君は……」 ドゥクス 「フフ 早速役に立ってくれたわね 笙子 こんなに早く会えるなんて」 笙子 「ハハ……」 ドゥクス 「“器”はひかれあう――――“あの子たち”と同じにね * * * * 怯えを隠せず、心のままに律し、 ぶざまに節制《サメフ》するのだよ―― 道明寺虎鉄 神社 虎鉄 「うぅ…… ひっく 父さん…… 千尋さん…… あんなの おかしいよ…… クソ…… あんなに…… 受験失敗するまで練習してさ こんなのって………! ……これからどうしよう…… 風間さん 大丈夫かな……」 ブルースカル木戸 「こんばんはー おにーさーん」 虎鉄 「……?」 ブルースカル遠藤 「兄さんかな? オレらを呼び出しちゃったブレイブメンは」 虎鉄 「……知らないよ」 ブルースカル木戸 「知らねぇこたねぇだろうよ こーんなトコで かっこいい木刀なんか持っちまってよ」 虎鉄 「……あっち行けよ オレ 今あんたらみたいのの相手する気分じゃないんだ」 ブルースカル木戸 「あぁ? だらぁぁ!!」 ――虎鉄に蹴りを放つブルースカル木戸 虎鉄 「痛って…… なんだ この馬鹿力……ゴリラかよ」 ブルースカル木戸 「だーれがゴリラだ しょっぺーこと言うんじゃねぇよ」 ブルースカル遠藤 「オレらもさぁ 探してんだわ オメェじゃねぇのかぁ? 最近オレらを“狩ってる”ヤツってなぁよぉ」 風間 「虎鉄君!」 虎鉄 「風間さん…… 風間さんだ!! 良かった……無事だったんだ……」 風間 「千尋君も無事だよ」 虎鉄 「本当に……!? はぁ~ そっか……」 風間 「君こそ無事で…………ってわけではないようだね」 虎鉄 「ハハ なんか 絡まれちゃってるみたい」 ブルースカル木戸 「へぇ~ なーんだ 仲間もいんのかよ」 椿 「フンフ フフフ~ン♪ たい焼き~の め~だまを掘~れば黒~~♪ さ~てさて 今日はど~んなお魚かかってますでしょね~♪ う~わわ な~んか始まっちゃってんよ~! ありゃりゃ……部外者か~? ちゃ~んと“壁”張っといたのになぁ…… でもま ど~でもいいんだニャン♪」 風間 「この人たち…… 普通じゃないね……」 虎鉄 「そうみたい…… はぁ…… 今日は散々だ……」 椿 「お~い そこの木刀少年と眼鏡のおにいさ~ん そいつら危ないよ~ 離れて離れて~ フッフッフ あ~んた達はどんな化け物飼ってんのかニャ~? チリリ~ン♪」 ――鈴を鳴らす椿 ブルースカル木戸・遠藤・日比谷 「おが…… おががががががぁぁぁ!」 ――ゴブリンに変化するブルースカル達 戦闘開始 虎鉄 「え…… え え えぇぇぇぇ!?」 風間 「そんな…… また……」 ――鈴の音 風間 「……!! 音が…… ぐうっ……!」 椿 「えぇ~こっちも!? 今日は入れ食いだな~ ツバキちゃんラッピ~♪」 風間 「ああああああ!」 ――姿が変わる風間 風魔小太郎 「……」 虎鉄 「風間……さん?」 風魔小太郎 「……やっと だな」 ゴブリン 「グルル……」 風魔小太郎 「ゴブリンか…… 虎鉄と言ったな このままでは死ぬぞ 俺が“引き出して”やる……俺を感じろ…… お前のアルカナを思い出せ!」 虎鉄 「へ……?」 ――両目が赤く染まる虎鉄 虎鉄 「…… えと…… あなたは…… 小太郎……さん?」 風魔小太郎 「……フッ」 虎鉄 「ウソ…… ハ ハハハ…… 何かオレ いろいろわかっちゃった……みたい」 椿 「わん♪ 入れ食いどころかとんだ大物ちんだったのかい じゃ あ~たしも」 ――両目が赤く染まる椿 椿 「でんすけ~ GO!!」 デンスケ 「コロロロロロロ」 虎鉄 「へっ!?」 風魔小太郎 「……女 お前は……」 椿 「お? イケメン使鬼くん 見つめちゃいやん」 風魔小太郎 「……… まぁいい…… 虎鉄 やるぞ 自分の心に従え」 虎鉄 「は…… はい!」 風魔小太郎 「十三代目 風魔小太郎――参る」 1つ目のアルカナストーン破壊 虎鉄 「……こ こんなかんじ?」 椿 「わ~お!! やっる~♪」 虎鉄 「あの……君は……」 椿 「あたし? あたしは イケないツバキちゃんさ……」 虎鉄 「イ イケない……!?」 風魔小太郎 「……虎鉄 戦いに集中しろ」 2つ目のアルカナストーン破壊 風魔小太郎 「そうだ それでいい」 虎鉄 「は はい!」 椿 「すっごいねチミぃ リアル どっかの組織の人とかじゃないの??」 虎鉄 「……へ? 組織って?」 風魔小太郎 「女……集中を乱させるな」 椿 「へ~い」 戦闘終了 虎鉄 「やっつけちゃった……」 風魔小太郎 「……良くやった 虎鉄」 デンスケ 「コロロロロ」 椿 「へぇ~ へぇへぇ~ 君ちん本物なんだ~ すごいねぇ~ 見たとこ あいつら狼男っちじゃなかったみたいだけど こりゃまたラッピーな出会いだこと♪ ねぇ 連絡先お~し~えて」 虎鉄 「あの……君はいったい……」 椿 「あ はいはい それじゃそろそろ ドバンと自己紹介!」 ――名刺を差し出す椿 「鎮護国禍【術】 チーム朱夏・二代目総代♥ 衛士 真鶴 椿」 椿 「あたくしはこういう人ね 『狼男』の件でなんかあったら連絡してよ よろろっぴ “器”くん♪」 * * * * 己のみの正義《ラメド》を信じた。 誰も顧みず、ただ、ただ―― 神名千尋 聖マルディウス教会 ドゥクス 「『英血の器』――私たちは あなたたちのことをそう呼んでいるわ」 千尋 「英血の……器……?」 ドゥクス 「そ “器”さん さっそくだけどまずは種明かしから始めましょうか 謎は無し 物語としては 次第に謎を明かしたほうがいいのでしょうけれどね 面倒なのは嫌いなの いいでしょ?」 千尋 「……助かるよ」 ドゥクス 「フフ まずは……そうね 真実その1 『あなたたち人は 本当に神の子である』」 千尋 「……?」 ドゥクス 「いろいろな神話なんかでそんな風に伝えられているけれど それ 本当なの これが あなたたちの周りで起きていること全ての元凶よ」 千尋 「『あなたたち人は』って…… 君は 人じゃないの?」 ドゥクス 「そうね あなたたちから見れば 私も神のようなものなのだけれど ここでいう神というのはこの全宇宙を作った者――『創世主』と呼ばれる存在よ」 笙子 「ドゥクスさん…… なんだか怪しい勧誘みたいだけど 大丈夫……かな?」 ドゥクス 「失礼ね 笙子 大丈夫にきまっているでしょ? この私がわかりやす~く説明してさしあげているのだから」 笙子 「だといいけど……」 ドゥクス 「……コホン かつて 創世主は この宇宙の住人として7つの種族を創ったの <超獣><亜人><神> ややこしいけれど この<神>は創世主よりは下等な別物よ そして<魔><海><不死><機甲>―― それらはやがて<人獣><神><魔><海><不死>の5種族に移り変わっていく―― ――けれど 人はそのどれにも似ているし どれにも含まれないわ なぜなら あなたたち人は “創世主自身のうつし身”だから」 千尋 「……」 ドゥクス 「人は 誰しもその体に創世主の力――『アルカナの因子』を秘めているの 今はごく僅かな因子だけれど このまま進化し続ければ いずれ全人類が創世主になれるわ まぁ 早くてもあと数垓年はかかるでしょうけどね」 笙子 「……神名さん 大丈夫?」 千尋 「……うん 続けて」 ドゥクス 「んもう 笙子は心配性ですわね じゃ 真実その2 『神には 敵がいる』」 千尋 「……」 ドゥクス 「よくある神話で神に敵対する悪魔がいるように 創世主にも敵がいるの 敵の名は『混沌』 『創世主の軍勢』と『混沌の軍勢』は宇宙のどこかで 常に戦い続けているわ 混沌としては全宇宙の全人類が創世主となる前に 全てを喰らいつくしたい―― 黙っていれば それも可能でしょうね けれど 創世主側にも稀に 一足早く混沌を倒しうる創世主の力―― 『アルカナの力』に目覚めるものが現れる……それが――『紅蓮の王』 紅蓮の王たちはずっとずっと長い時を戦ってきたわ そして 紅蓮の王が消え去る時 その思いと力は受け継がれて 新たな王が生まれる―― 『英血の器』は紅蓮の王の“種”みたいなもの その血に眠るアルカナ因子の量は 紅蓮の王と同じほどに多く 純粋なの つまりね あなたたちは『大共鳴』とか呼ばれてる現象のせいで 異界の紅蓮の王たちと 時空を超えて共鳴し合い シンクロしてしまっているというわけ そしていずれ そう遠くない未来 あなたたちの存在をきっかけに この次元にも紅蓮の王が誕生するわ」 千尋 「…… ……悪いけど 信じられないな」 ドゥクス 「確かに 人ごときの知覚野では まったく信じられない話でしょうね でも――あなたが実際に持ってしまった力と そこにつまった紅蓮の記憶は これが真実だと告げているはずよ」 千尋 「……」 ドゥクス 「さて ここで問題なのだけれど 実は今 この地球世界の為政者たちは 愚かにも混沌の手の者と結託して あなたたち『英血の器』を消滅させようとしているのよね」 千尋 「消滅……?」 ドゥクス 「一応 創世主側の私としては 看過はできないわ だからね千尋 あなたは『紅蓮の王』を生み出すためになんとしても生き延びて―― この世界を 壊すのよ」
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カードデータ 人獣:4.0 神族:4.0 魔種:4.0 海種:4.0 不死:4.0 4.0不死 001:イザナミ 002:アンゴルモア/ECRアンゴルモア
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沙悟浄 種族 海種 ジョブ アタッカー タイプ 西遊将 HP 400 ATK 50 DEF 50 PSY 50 コスト 30 召喚 なし 武装 なし 血晶武装 月牙降妖杖 称号 三紅仙 あ~あ……なーんか面倒くさいことになっちゃったなぁ。 ここどこだろ? あの赤い目の人突然いなくなっちゃうし、 変なとこ飛ばされちゃうし……。 せっかくいー感じのところにシューショクできたと思ったのに、 まーたお仕事なくなっちゃったよぉ。 どーしよっかなぁ……いっそのこと三蔵のお師匠様んところに戻って―― いや、いやいやいや! ないないない! それだけはない!! 落ち着けあたし!! あの人のところに戻るくらいなら、 路頭に迷って『河童っぽいあたしの河童ショー』とかやった方が100万倍マシだって!! ……とはいえ、いつかお師匠様に見つかったり兄貴たちと再会しちゃったときに、 あたしが『西遊記』サボってな~んにもしてなかったってバレたら、 一体どんな目に遭っちゃうんだろう……う~わわ、考えたくないなぁ……。 はあああああああ……仕方ない! 面倒くさいけど、果てしなく、とんでもなく面倒くさいけど、 フリだけでも天竺目指しとこっかな!! ……あ、でも、万が一あの人らよりも先に天竺に着いちゃったりしたら、 あたしが一番えらーい! ってなるんだよね。 「『西遊記』のヒーローは沙悟浄ちゃんだったのでした!」って…… それ――案外悪くないかも!! ……あ、でもそしたら、今までみんなでした冒険も、尾ひれとか背びれとかがパタパタついて、 全部あたしがやったことになってえらいね~って言われちゃうのかなぁ…… それはなんか悪い気がするなぁ……でも――ま、いっか!! 適当に同じようなことやっとけば問題ないよね! よ~し、そうと決まれば出発だぁ!! となると、一人旅は全部自分でやんなきゃだから面倒くさいし、 妖怪のあたしがありがたーい教えを目指して旅してるのってやっぱなんか変だよね~、 ってことで、ここはやっぱしあたしをびしっと導いてくれるお師匠様的なのが必要だよね!! うーん、いー感じに強くて楽させてくれそうで、 暇なときとかにあたしと楽しく遊んでくれそうな人間はぁ……って、あはは、 そんなの都合良く近くにいるわけ――うおおおおおおお、いたよ! ビビッときたよ! 嘘でしょ!? やっぱぐんばつに良い沙悟浄さんの普段の行いのおかげかあ!? へいっ! へいへーい!! そこのイカした赤いオーラのニンゲーン! そうそう、そこのあんた! あんたさぁ、あたしのお師匠様やんない? ん? 大丈夫大丈夫! こわくないよ~! ちょろーっといっしょに天竺とか行くだけだからさ! ね? んも~、心配いらないってぇ~。雰囲気重視! それっぽい感じ出しといてもらえればいいからさ! あとはあたしがテキトーに『西遊記』っぽくしとくから! 名付けて『沙悟浄ちゃん西遊記乗っ取り大作戦』……長いか。 んじゃ、『さごゆーき作戦』発動ってことで、はい、決まり! んじゃ、あんたに付いてくよ! あたしぃ、こー見えて結構いい仕事するよ!! ~『東京西遊記』より~ 身長 1.5[meter] 体重 軽い ノリ 軽い おつむ 軽い 望むもの 安定した楽な職場 苦手なもの 三蔵 イラストレーター 創-taro CV. 慶長佑香
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オオモノヌシ 種族 海種 ジョブ アタッカー タイプ ヤオヨロズ HP 500 ATK 100 DEF 80 PSY 70 コスト 50 召喚 なし 武装 なし 血晶武装 大物主大神 称号 朱き神事の編纂者 ――くっ、ワシともあろうものがこれ程までに手こずるとは…… それに、この遣り様のなんともな歯痒さよ。まったくもってワシに向いておらぬ。 やはりあやつに手はずを任せたのは失敗であったか……。 ……だが、今はそうも言ってはおれぬ。 疾く見極めねばならぬは『英血の器』――この正体よ。 奴らは果たして紅き力の正しき担い手であるものか。 あの力の在り様は、“あの者ら”によう似ておる。 だが、それと異なる様相も少なくはない―― ひとことで語るならば、『器』は『紅蓮の王』と比ぶるに、遥かに“脆い”。 これの意味するところと、奴らを取り巻く渦の意味――その全ての意が重なるより前―― 『器』どもが紅き力により引き合う前に紐解き、なんとしても片をつけねばならぬのだ。 その為にも、いち早く守護すべき『器』を手元に置いたというに、 こうも上手くいかぬとは……。 更に存外であったのは神力の問題よな……。 レムギアとは違い、我が発祥のこの地なれば如何様にでもなると思うておったが、 清涼たる山々は消え冷たき石造りの建物が並び立つ。 こうも自然神たる我らが霊相と相合わぬ世に変わっておるなどと…… ワシが留守の間、「八百万」どもはいったい何をしておったのだ…… いや、ともすればこれすらも“彼奴ら”めの仕業と考えるべきか――。 「………」 ――しかし、しかしよ。それにしても苛立たしいのは……あの子猿よ。 このワシが“ここまで”してやっておるのだぞ? 何故にワシの言うことを聞かぬ……。 「……チぃ……」 『器』というだけあって、まさか“あやつ”の無様な魂まで宿っておるのではあるまいな……? 姿形もどこぞよう似ておるし……。 「……コーチぃ!」 むぅ……仮にそうだと思うとだんだんと腹が立ってきおった。 そもそもからして“あやつ”は生意気であったからな。 生まれ落ちたその時にワシから『クシヒコ』という立派な名をもらい、 我が息子さながらの厚遇を受けておきながら、なぁ~にが『すきぴ……。 「三輪コーチぃ!」 「……何だ五月蠅い!!」 「ひっ!?」 「ワシは今忙しいのだ! 今日の練習メニューであればそこに積んである! 勝手に持って行けい!」 くぅっ、忌々しい……クニの奴め、もう少しマシな遣り様は無かったのか!? ~『紅編日本書記』より~ 身長 1.77[meter] 体重 65[kg] 半身 オオクニヌシ この世界での所属 日々河学園高校 この世界での立場 ネオトライアスロン部 外部コーチ この世界での名前 三輪辰彦 イラストレーター Tomatika CV. 小野大輔
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インスタグラムプラグイン 人気の画像共有サービス、Instagram(インスタグラム)の画像をアットウィキに貼れるプラグインです。 #ig_user(ユーザー名) と記載することで、特定ユーザーのInstagramのフィードを表示することができます。 例)@dogoftheday #ig_user #ig_tags(タグ名) と記載することで、特定タグのInstagramのフィードを表示することができます。 #dogofthedayjp タグ #ig_tag #ig_popular と記載することで、Instagramのpopularフィードを表示することができます。 詳しい使い方は以下のページを参考にしてください! =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/935.html
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メタトロン 種族 神族 ジョブ ディフェンダー タイプ エンジェル HP 650 ATK 110 DEF 110 PSY 90 コスト 80 召喚 なし 武装 なし 血晶武装 ラハット・ネツィーブ 称号 翼持つ者達の導 紅き光に包まれて目を覚ました『契約の天使』は、 不可解な面持ちでかすかに赤光の残る自らの掌を見つめた。 「あれ程のことがありながら……本当に、我の力を欲するとはな」 かつて、天使は罪を犯した。 人が『神族』への信仰を無くし、神が神である意義を失った世界で、 天使は再び神の寄る辺を取り戻さんと『絶対神』を作り出そうとした。 その名を無機の王――『ノーライフキング』。 それは、意思無き死者に『混沌』を宿せし新たなる絶対秩序となるはずだった。 しかし、その計画は『紅蓮の王』により挫かれた。 『紅蓮の王』によりアルカナへと封じられた滅びの夢の中で、天使は自らの過ちを知った。 無垢なる混沌は完璧な秩序になり得る、そう思っていた。 しかし、その先にあったのは永遠の虚無でしかなかった。 天使は夢の中で<悪夢の女王>に導かれ、滅びの未来とそれに抗する術を人の王に伝え、 夢の世界に君臨する無機の王と共に滅んだ――はずだった。 「“絶対死は本当の消滅ではない”―― 自ら発した言葉ではあるが、自身がこうして体現することになろうとはな……」 天使は自嘲の笑みを浮かべ、周囲を見渡した。どうやらそこは巨大な地下空洞であるらしい。 しかしそこに暗闇はなく、空洞の中央で燦然と輝きを発する結晶体により、赤く染められていた。 天使は眩い赤光に目を細め血晶体を見つめる―― その中には、赤い光に飲み込まれながらもなお輝きを失なわぬ、 美しい“図形”が浮かび上がっていた。 「……運命を表す始原の樹……『アルカナセフィーロ』―― それがここに在るということは、この次元こそが『マルクトの境界』……」 暫くの間、目を奪われたかのようにじっとそれを見つめ続けた天使は、 おもむろに天を仰ぐと、何かを悟ったように呟いた。 「……今、我は運命の結末を知った。 恐ろしく、なんと罪深い運命であろうか……。我は罪を償わねばならぬ。 『紅蓮の王』よ、『アルド2世』よ、まずはその皮切りに、あの時―― 千の炎の雨の中でお前たちに作った借りを返させてもらうぞ」 天使の体が、薄青い銀光を発し始める。 「運命よ、我は確かに受け賜った。『第一のセフィラ』は我が守護せん―― 其に害為す者在らば、どのような者であろうと、この炎の柱で串刺すことを誓おう」 天使の言葉と共に、銀光が巨大な翼となってその巨体を飛翔せしめると、 天使は意を決したように結晶の中へと飛び込んでいった。 身長 世界の広さに等しく 体重 世界の重さに等しく 天使になる前 人間 異名の一つ 『神の代理人』 異名の数 72 兄弟 サンダルフォン イラストレーター 小城 崇志 CV. 北沢力
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セルケト 種族 神族 ジョブ ディフェンダー セフィラ ティフ タイプ ヘリオポリス HP 300 ATK 5 DEF 5 PSY 30 コスト 10 召喚 サクリスピードP 武装 なし 血晶武装 なし 称号 聖刻のヘリオポリス 「ここにおったか――セルケトよ」 砂岩に覆われた王墓――その前に岩のように鎮座するそれは、巨大な「蠍」であった。 微動だにしないその外殻には熱風により運ばれた砂が分厚く積もり、 相当な時間そうしていたであろうことを窺わせた。 「“墓守”の勤め、実にご苦労。少々火急の用件があってな、ワタシと共に来てもらうぞ」 蠍はその巨体をゆっくりと動かし、その言葉に従う―― ということはなく、まんじりとも動き出す気配はない。 「……イシスの命でそうしておるのだろうが、それは一旦中断だ。ワタシと共に来るがよい」 「…………」 微動だにしない蠍―― 風に吹かれ、巨体に積もった砂がさらさらと零れ落ちる音だけが虚しく響く。 語る大地の神はやや苛立ちを滲ませながら続けた。 「……異界から“侵略”の兆しがある。ラー様をはじめ、神々がことごとく不在の今、 王墓の守りを任されておるお前とて戦力と考えねばならぬのだ。 ワタシの手駒として戦えることを光栄に思うことだ。さあ、早く来い」 しかし、やはり蠍は動かない。 「……むむ、強情な奴であるな。 イシスめ、もしや何かやましい物でもこやつに守らせているのか? どれ、少し中を見て――」 神が一歩踏み出した瞬間――ヒュゴウ―― と凄まじい風切り音を響かせながら、その巨大な尻尾が振るわれた。 毒液に濡れる尻尾が神の眼前数ミリを薙ぐ。 「お……おおおおおま――よもやワタシを知らぬのか!? ワタシはゲブ! なんだったらイシスより――」 ズドドドドドド!! 蠍の容赦ない尾の連撃に、辺り一面に砂塵が巻き上がる。 ゲブは老体にムチ打ち、上半身を必死にスウェーさせてそれを避けてみせる。 「げぶぅっ! ぜーぜー……はーはー……おぇ……死ぬかと……お、お前の忠義はわかった…… 今日のところはその忠義に免じて退いておいてやる……! ありがたく……思うがよい……。 ほ……本来ならば……お前を無理やりにでも従わせることがワタシならばでき―― お……おお……? なにやら視界がぐるぐると――よもや……毒? かすっていた……のか……」 「…………」 そのままパタリと倒れる神を前にしても、蠍は微塵も動くことはない。 そして、神へと積もりゆく砂埃を、神が大地のエネルギーを吸い目覚めるまでの数日間、 ただじっと見つめ続けたのだった。 ~『ゲブ神の一番長い日』より~ 全長 3.0[meter] 重量 2[t] 役割 聖域、王墓の守護 捕食対象 聖域、王墓に近づく者 主 イシス 主の命令 非常に忠実 イラストレーター タナカケルビン CV.
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デンスケ 種族 神族 ジョブ アタッカー タイプ 護法童子 HP 300 ATK 5 DEF 10 PSY 30 コスト 10 召喚 なし 武装 なし 血晶武装 なし アーツ 護法結跏陣 【フィールド】範囲内にいる自身と同じ種族の自ユニット全ての精神力を上げ、さらにHPを徐々に回復する。 称号 不明 カラコロ……カラコロコロ……。 ――ほら、そのようなものは捨ててしまいなさい。 あなたはこの家の頭首となるのだから。もっと立派なものを……。 「嫌だ。捨てない」 カラコロ……カラコロコロ……。 ――あれは“天才”だ。当代随一と言ってもいい。我らが『黒髪』を出し抜く好機だよ。 「あたしはそんなんじゃない」 カラコロ……カラコロカラ……。 ――よいか、護法童子は術者の傀儡、単なる道具に過ぎぬのだ。拘るでない。 お前は“使う側”の人間になったのだ。 「あたしが望んだんじゃない」 カラコロ……カラコロカラカラカラ。 ……カラン。 人形はひょんと飛び上がると、少女の頭にちょこんと座り、小さな手で頭を撫でた。 「デンスケ……優しいね。あんたはあたしを分かってくれてる―― そんじゃ、げーんきだしちゃおっかにゃん!」 そう言って勢いよく立ち上がった少女の目に映る暗闇の濃さは――。 身長 0.5[meter] 体重 6[kg] 好き ご主人 兄弟 たくさん 名付け親 ご主人 奉納 朱御山神社 イラストレーター moi
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ロロ 種族 人獣 ジョブ アタッカー タイプ ブラウニー HP 300 ATK 10 DEF 10 PSY 30 コスト 10 召喚 マナヘイスト 武装 なし 血晶武装 なし 称号 ブラウニーズカムヒア! 「WAU WAU WA FUFOOO♪ WAU WA FUFOOO♪」 街の喧騒に紛れ、陽気な歌声が響きます。 ご機嫌な様子で繁華街に流れる“音楽”に合わせて体を揺らし、 ピョコピョコと大きな耳をパタつかせているのは、フワフワとした毛をはやした可愛らしい男の子。 しかし、道行く人たちはみなその姿が見えていないようで、その声に気付く人はだぁれもいません。 「ロロ、この世界の音楽好き! 楽しい!」 そう言って、トゲトゲの棍棒をぶんぶん振り回しながら踊り続ける男の子でしたが、 ふと何かを思い出したように立ち止まりました。 「そうだ。ロロ、『おーさま』との約束果たさなくちゃ。 えーと、みんなとのしゅーごー場所はぁ……」 男の子はポッケをごそごそとまさぐり―― 「ワワウ?」 ピョコンと耳が立ちました。そしてムズムズとした様子で体を震わせると、 「WAU!! あっちからも音楽聞こえる♪ WAFFOOOO♪♪♪」 ――と、いてもたってもいられない様子で、 来た方とはまた別の方向へと駆け出していってしまうのでした。 ~『伝説のブラウニーを探して』より~ 身長 1.23[meter] 体重 17.2[kg] 最近の趣味 音楽 好きなジャンル HIP HOP 最近の好物 ホットドッグ 難しい お買い物 イラストレーター 村山竜大 CV. 菅谷弥生
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レモラ 種族 海種 ジョブ マジシャン セフィラ ゲブラ タイプ キラーフィッシュ HP 300 ATK 10 DEF 10 PSY 20 コスト 10 召喚 セフィサクリウィーク 武装 なし 血晶武装 なし 称号 不明 船が動かなくなって、もうどれ程経っただろうか。 救難信号を辿って、予定していた航路を外れたのが運の尽きだった。 荒波をものともしない馬力が自慢だった私の船は、突如その場から全く動かなくなった。 錨は当然降ろしていない。周囲にも座礁するような地形どころか、漂流物ひとつ無い。 見渡す限りの水平線が続く大海のど真ん中だった。 見たことのない魚が船底に張り付いている。恐らくそいつ所為だ―― 暫く後に、そう報告を受けたときには随分と驚いたものだった。 乗組員がゆうに数十人を数えるこの船を、たった一匹の魚が止めているというのだから。 海では様々な不思議に出会うものだが、このようなこともあるものか…… だが、魚が原因というのなら、そのうち腹をすかして離れるさ。 根比べといこうじゃないか――冗談めかしてそう笑っていたのは、初めだけだった。 私は、その本当の意味を理解していなかったのだ。 人は海の上で生き続けることはできない―― そんな当たり前のことが、三日もすると私たちの前に避けられぬ事実として重くのしかかった。 何日過ぎようと、魚は船底から離れる気配を微塵も見せず、船も全く動く様子は無い。 だが、備蓄された水や食糧には当然限りがあった。 他の魚を捕ろうにも、船底の怪魚を恐れてか、船の周囲にはまるで魚が集まらず、 予定航海日数にさらに余裕を持たせて積み込んだはずの糧もすぐに底を尽きてまった。 そこから先は、地獄だった。 乗組員たちが、僅かな食糧を巡って争い始めたのだ。 極限状態で気が立っていた乗組員同士の小競り合いで一人が死んだ。 それを皮切りに、陰惨な争いが何度も何度も、繰り返された。 衛生状態が悪くなり、病に倒れる者、 希望の見えない先行きを儚んで、自ら海に身を投じた者があらわれた。 そうしてたくさんの乗組員が死に、船上での腐乱を避けるためその骸の悉くを海に捨てた。 そうして――とうとう私ひとりになった時、どうして怪魚が動かないのか理解した。 こうして船をを止め放っておくだけで、次々と“餌”が“降ってくる”のだ。 こんなに楽なものはない。今もまだ、怪魚はいまだ船底で口を開けて待っているのだろう。 助かる方法は、やはり“あれ”しかないのだろう。 きっと“先人”も同じ考えに辿りつき、そうしたに違いないのだから――。 そのとき、遠くで汽笛が聞こえた。 見ると、水平線の向こうから、一隻の船がこちらへ近付いてくる。 ありとあらゆる救難信号を試みたかいあって、とうとう救助がやって来たのだ。 助かった――その安堵で胸がいっぱいになる。 そして――“すまない”。 いつぶりだろうか、船がぐらりと波に乗って動き出した。 私は久方ぶりに船のエンジンに火を入れた。 後方で、救助に来てくれた船が不自然に動きを止めたのがちらりと見えたが、 私は構わずに全速で船を発進させた。 ~帰港後、二度と海へ出ることがなかったある船長の航海日誌より~ 全長 0.2~2[meter] 重量 160[kg](発見されたもので最大) 最高速度 60[kt] 特徴 頭部と背の角で船をひっかける 捕食対象 雑食 忍耐力 果てしない イラストレーター 姉崎ダイナミック